自分はかなりの無口なのもあり、仕事先では返事や業務的な対応以外の会話を自らする事はなかった。それでもこんな自分に雑談を何度もかわしてくれる人というのは居て、ありがたい反面大した返答をする事ができなくて申し訳ない気持ちにもなっていたっけ。相槌を打つかヘラヘラッと笑う事しかしない人間にどうしてこんなにお話ができるのかな、なんて不思議にも思っていた。私はもはや地蔵とかオブジェといった物に近い。でも、もしかしたら余計な事を一切言わないからよかったのかも…と謎の良いように受け取る思考も働く。話しかけてもなんの反応も無いとわかっていても、植物に話しかけてしまうアレと似たようなものなのかな。別にそれでもいいよ。今後もお話を近くでしてくれる人がどっかで現れるとうれしいなあ。